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2010年7月4日日曜日

Battle Creek Air Show

独立記念日をどう過ごそうか、と考えた挙句、現地の人たちに混じっていかにもアメリカらしい過ごし方をしてみよう!ということで、行って来ました!Air Show!

日帰りで行ける範囲で、ということで、Ann Arborから車で西に1時間半程の距離にあるBattle Creekという町で催されたAir Showに行って来ました。朝11時頃から、国歌斉唱と、さらにはAir Showらしく、ヘリによる国旗掲揚からスタートです↓。


こんな感じでみんなパラソルやテントを立てて、芝生の上でのんびり過ごします↓。


我が家もMeijerで急遽買ったパラソルとアウトドアチェアを持参して見学です↓。これは大正解。炎天下の中でこれらがあるとないとでは大違いでした。


さて、期待していた米海軍のブルーエンジェルズは今回は来ないということで、代わって主役となったのは、、F-22 Raptor!その性能の高さから、空自が導入にこだわる一方で、米議会が日本への輸出を承認しなかったことから導入を果たせなかったいわくつきの、現時点で世界最高性能を誇ると言われている戦闘機↓。


実際そのManueverのDemoは鳥肌が立つほど凄かったです。アフターバーナー無しでのスーパークルーズ(音速巡航)を実現しながら、低速域での急旋回性能、急上昇性能も確保したとあって、これまで見たことの無い反則のようなManeuveringが続きます。うーん、こんなんもってこられたら、どこの国であれアメリカと戦って制空権を確保するのは至難の業だろうなあ。


ちなみに今回だけでなく、オバマ大統領がミシガン大学の卒業式に来たときも感じたのは、アメリカはやはり現役で戦争してる国なんだなあということ。またその戦争遂行を支えるだけの国内世論形成ができているのだということ。その根っこの部分には、実力で独立を勝ち取った歴史と、これからも実力でその独立と繁栄を維持していくという気概が広く共通認識として共有されていることがあるのだと改めて感じました。祝日に各家が軒先に星条旗を掲げたり、車に付けて走ったり、、日本だと右翼かと勘違いされそうになる行為ですが、それらがごく当たり前のこととして生活の中に浸透しています。そういえばカナダに行った時も同じような感じだったかな。

最後に、今回個人的に最も気になった機体をご紹介します↓。なんだか分かりますか?なんとジェットエンジンをキャノピーの後部に積んだグライダーです!しかもVテール!私は大学時代は航空部でグライダーの操縦訓練をしており、また卒業前に短期間米国に渡ってPrivate Pilotの免許を取るほど飛行機にはまっていたので、これを見ることができたのはうれしかったです。このグライダーもデモ飛行をしましたが、女性のフィギュアスケートを見るような、繊細なアクロバットには戦闘機のアクロとはまた違った良さがありました(マニアックですみません)。


炎天下の中パパに付き合ってくれたママとヒメ、ありがとうございました。

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