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2010年6月20日日曜日

Grades in the first year

ようやくMAPの成績が確定して、一年目のプログラム全ての成績が出揃ったのでメモとして残しておく。

結果は、Excellent4つ、Good7つ、Pass1つとなった(Low Pass, Failは無し)。半分くらいはExcellentが取れるかと思っていたのだが、現実はやはりそう甘くはなかったようだ。

FinanceやAccountingなど数量系の科目の成績が良かった一方で、StrategyやMOなど、Class participationが重視される科目ではExcellentは取れなかった。これは二年目に向けての課題である。英語で聞いて議論を日本語に翻訳して理解して、日本語で考えたことをまた英語に翻訳して話す、となるとやはり時間がかかってしょうがない。やはりResponseのスピードを上げるためには、意識的に英語で考える訓練をしないとどうしようもないようである。

家族同伴で来ているとどうしても家族とは日本語で話すためか、思ったほど英語が上達していない(特にSpeaking)のも悩ましい(平日は現地の幼稚園に通っている娘の日本語教育のこともあり、妻と相談して家庭では日本語で話そうと決めている)。

次に時間管理。家族との時間、授業の予習・復習、チームミーティング、クラブ活動(社費なので就職活動は無し)等のTaskの優先順位をどうつけてスケジューリングするか、どこまで粘り、どこで見切るか。会社時代は、時間のある限りデータ収集し、分析を精緻化する癖があったため、気になることがあるとつい時間を気にせずに没頭してしまう悪癖がるので、これは意識してコントロールせねばなるまい。

Group workで貢献できたと思うのは、分析フレームワークの提示、Research、全体スケジューリング、Excelテクニックといったところか。また、一年目も後半になって気づいたのだが、しゃべりの量でnativeを圧倒することの難しいInternational Studentにとっては、むしろCriticalな質問を効果的に使って議論の方向性を誘導する、また議論が変な方向に外れかけたら修正する、というのが効果的のようだ。これは二年目のElectiveの中でも試してみたい。

また、意外なことにアメリカ人の多くは論理的な議論がそれほど得意ではない。"because.."と言いながら理由で無いことを延々としゃべり続けたり、時には、Causal relationshipとCorrelationの区別がついてないのではないかと思うような場面もあった。これはやはりAcademic backgroundが少し影響しているようである。Science backgroundを持つ人の方が、概して論理的なしゃべり方、考え方をするようである。これはどこの国でも同じかもしれない。

一方で、Presentationがうまい人は本当にうまい。元々天性の素質でうまい人と、十分に準備をして、ストーリーを構築して、それを上手に演じる人の二種類いるようだ。私は元々人前でしゃべるのは苦手ではないが得意でもないので、後者のアプローチは参考にしたい。

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