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2010年1月11日月曜日

MAP ~Bidding~

ビジネススクールを受験して、何校か合格をもらった中で私が最終的にミシガンへの進学を決意した最大の理由がこのMAP (Multidisciplinary Action Projects)の存在であった。平たく言うと約二ヶ月弱のインターンシップがコア科目の一つとして一年目の最終学期に組み込まれているのである。これまで一つの会社でしか働いたことが無い私にとっては、是非留学期間中に他社でインターンをやってみたかったのだが、社費派遣のため、インターンは会社から禁止されている。よって、授業の一環としてインターン(のようなこと)ができるこの制度は私にとって理想的だったのである。

さて、そのMAPであるが、今年は最終的に120近いプロジェクトがアメリカ国内外の企業から学生に提供された。それでもMAPオフィスがかなり絞り込んだ結果だと言っていたので、元々のオファーはそれ以上あったということである。ミシガン大学にプロジェクトを依頼する会社側の動機としては、比較的安価にコンサルティングサービスを利用できるという面や、MAPを採用活動の一環として捉えている面があるようである(実際、MAPを通じてサマーインターンのオファーを得たという話も聞く)。

学生は、その120近いプロジェクトの中から自分の希望するTOP10プロジェクトを順位を付けて登録する。そしてMAPオフィスが学生の希望と会社側の希望、学生の職務バックグラウンド等を総合的に勘案してチームを組成するのである。

私はもともと製造業の国際展開に興味があったので、主にグローバル製造企業を中心にセレクトした。また、折角なのでこれまでとはまったく違った経験をするのも面白いなと思い、いくつかのスタートアップカンパニーもリストに加えておいた。

最終的にどの会社を担当することになったとしても、面白い経験になりそうで今から楽しみである。選考の結果は、1月下旬に判明する。

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